こんにちは、まつひろです。
今回は仕事の割り振りのおかしさがテーマです。
仕事の割り振りがおかしい。自分に仕事が集中し毎日残業続き。明らかに仕事が少ない人がいて不公平。どうすればいいんだろう…。
本記事ではこのような悩みや疑問に全てお答えします!
前職の新規事業立ち上げ時、多くの業務を割り振られました。営業・マーケでしたがシステム導入まで…。私は基本残業、年上の方はフレックスで定時前に帰社。不公平と感じてましたね。
仕事の割り振りがおかしくなる理由4点
割り振りがおかしいと起こるデメリット3点
仕事の割り振りが不公平な時の対処法
▼本記事の執筆者
本記事で仕事の割り振りがおかしくなる理由やデメリット、対処法をお伝えします。
仕事を割り振られるのは上司から信頼されている証で誇るべき事です。
しかし、仕事が多いとプライベートの時間がなくなり、自分だけが多くの仕事を割り振られると不公平と感じストレスが溜まります。
仕事が自分に集中し不公平と感じる方
結論、対処法は3つです。上司に相談するか、振られた仕事を断るか、それでも改善しない場合は転職しかありません。
改善に向け行動すればストレスから開放され純粋に仕事に打ち込めるようになりますよ!
そもそも不公平と感じるのはなぜか?
そもそも不公平と感じるのはなぜかを考えます。
仕事を振られる方は仕事ができる優秀な方です。優秀な方が不公平に感じる根本的な不満は仕事が他の方より多い事ではなく、適切に評価されていない事にあります。
深堀りしますね!
不公平に感じる事と仕事がしたくない事は別問題。もちろん割り振られる仕事が多すぎて毎日終電の方は仕事を減らしたいと思われるかと。
多くの仕事を振られる方は仕事量に不満を感じるわけではない
「仕事を振られる」=「成長できる機会を与えられる」と捉えています。機会が無いと成長できない。機会を得るには仕事を任させるほど成長すべきという考えです。
目の前の小さなチャンスで結果を出すために努力を惜しみません。自分の評価をコツコツと高めた結果として仕事が任されます。この仕事に何の不満も感じません。むしろチャンスと捉えています!
しかし、自分の成長による結果として成果を上げ続けても待遇が変わらず、周りと同じ状況が続くと不公平と感じ始めます。仕事を「任される」から「振られる」と感じるように。
仕事で成果を上げ続けても周りと評価が変わらない、適正な評価をされないと不公平と感じる
仕事での成長と結果に対する評価がリンクしなくなる、特に仕事をやっていない周りと評価が変わらない状況が続くとストレスを感じます。
仕事の割り振りがおかしくなる理由
なぜ仕事の割り振りがおかしくなるのか、会社や上司が原因と思われがちですが、実は自分の性格にも原因があります。
上司が適切なマネジメントをできていない
一定数は仕事できない社員が存在する
仕事を頼みやすい性格をしている
残業が多い社員が評価される風土
残業が多い社員を頑張っていると評価する会社は、
残業多い=仕事多い=頑張ってる=評価高い
とみなします。未だに年功序列が抜けていない大手企業、特にメーカーに多いです。
優秀な方は大量にある仕事を効率化し、早く帰ろうと努力しています。
しかし、頑張っているかどうかの会社指標は残業時間数。
仕事の中身を見てもらえませんので早く帰るために効率化しようが「仕事が少ない」とみなされ仕事が振られます。
上司が適切なマネジメントをできていない
適切なマネジメントができない上司は下記傾向があります。
自分の評価のために優秀な方へ仕事を割り振る
部下の業務負荷を管理しない(残業時間数のみで管理)
上司は優秀な部下が好きです。部下が成果を上げると上司自身の評価が上がるからです。
難易度の高い案件や失敗が許されない仕事は優秀なあなたへ振ります。あなたは成果を上げます。他に仕事があると再度あなたに振ります。
上司は優秀なあなたに甘えてしまい、多くの仕事を振られる状況に陥ります。
優秀なので効率的に仕事を進めます。残業時間を減らしても「もっと仕事できる」と思われてしまい更に仕事が増えることも…。
ここで注意点ですが、あなたが嫌いで仕事を降っている可能性もあります。
これはブラック企業と言わざるを得ません。上司に嫌われて大量の仕事が振られている場合はすぐに転職してください!あなたの身体が潰れてしまいますよ!
一定数は仕事できない社員が存在する
2:6:2の法則をご存知でしょうか?これは集団の中では、
優秀:2割、普通:6割、下位:2割
に分かれるという考え方です。会社だけではなくスポーツや学校など、様々な組織に当てはまります。要するにどんな組織でも優秀、普通、下位の方が一定数は存在します。
仕事できない方はミスが多く、期限を守らない、効率が悪いなど様々な特徴があります。
上司はその方に対し「仕事を任せれない」と判断。本来やるべき仕事のうち2,3割程度の仕事しか振りません。残りはどうなるのか?優秀なあなたへ振ることになります。
仕事を頼みやすい性格をしている
実はあなたの性格が仕事を増やしているかもしれません。
頼まれ事をされた時、嫌な事はきっぱりと断りますか?それとも引き受けてしまいますか?
引き受ける方なら上司はあなたに仕事を振りやすいと思っています。
仕事を振られやすい方の特徴はこちらです。
話しやすい
仕事が早い
責任感がある
言われるがまま(イエスマン)
どれだけ当てはまりましたか?
ほぼ全て当てはまっているのではないでしょうか?
自分で優秀とは言いづらいと思いますがw
仕事を頼む側は断られたくありません。ましてや優秀なあなたに頼めば成果を出してもらえます。その結果、あなたにどんどん新しい仕事が回ってきます。
割り振りがおかしいと起こるデメリット3点
仕事の割り振りがおかしい状況が続くと、どのようなデメリットをもたらすのかお伝えします。
責任が増えプレッシャーが増える
残業ばかりになり休息を十分に確保できない
仕事量が増えても待遇面が変わらない
これが一番納得できない点ですよね!
あなたは周りより何倍も働いて成果を上げているのに待遇面が変わりません。年功序列の会社は年齢が高いと給料が多くなるので、周りより年齢が下なら低い事も。
もちろんたくさん仕事をする事で成長のチャンスは増えます。仕事で成功した経験、失敗した経験は貴重な財産になります。
頭で分かっていても成長のためと割り切るのは難しいですよね…。
成果に対しそれなりの対価が伴わないと納得できずストレスが溜まってしまいます。
責任が増えプレッシャーが増える
仕事が増えると必然的に責任が増え、プレッシャーが増えます。
あなたは優秀なので基本的に仕事を遂行できますが、もちろん失敗することもあります。新しい仕事なら失敗する方が多いかと。
失敗を振り返り次に生かそうと決意する中、上司はミスを責めてきます。本来なら部下の失敗は任命した上司が負うべきですが、保身が強い上司は責任を取ってくれません。
あなたのメンタルにダメージが蓄積されてしまい、精神的な病気に侵される危険も…。
残業ばかりになり休息を十分に確保できない
多くの仕事を抱えていると毎日残業となり、休む時間を取りづらくなります。
仕事は繁忙期と閑散期がありますが、忙しい時期は更に仕事が増えてしまい、深夜帰りや休日出勤ということも。
通常21〜22時に帰社。忙しい時は深夜1〜3時頃まで仕事し翌日7〜8時に出社してました。深夜3時まで資料作成し翌日?当日?10時にお客様へのプレゼンはかなりハードでしたね。
平日は毎日残業、たまに深夜勤務。更には休日にも仕事となると、自由な時間が全くありません。
家に帰ってもただ寝るだけ。毎日会社と家の往復となり、ずっと仕事の事ばかり考えてしまう…。こんな状況が続くと身体を壊してしまいます。
仕事の割り振りが不公平な時の対処法
最後に対処法3点についてお伝えします!
上司への相談や仕事を断ることで自分の仕事の調整をしていただきたいですが、何も改善されなければさっさと転職することをオススメします。
なぜならあなたは優秀なので仕事を任されています。あなたのような優秀な人材をほしいと思う会社はたくさんあるからです。
上司へ相談した上で仕事を断る
改善されなければ転職する
自分の業務状況を上司へ相談する
自分の業務状況を上司に相談します。
すぐに実施しましょうね!ためらっていても何も状況は変わらないですよ。
相談する際は下記について会話します。
なぜ割り振られる案件が多いのか聞く
今後の業務量について話し合う
自分の業務状況を伝える
まずは自分の業務状況、担当案件の内容や期限など具体的に伝えます。数値できればベストです。周りの方のスケジュールや担当案件数など比較して伝えると効果的です。
上司はあなたの業務負荷を適切に把握できていないので、仕事が多いと伝えても何が問題なのか判断しづらいです。周りと比較すればあなたの仕事が多い事がすぐに伝わりますよ!
なぜ割り振られる案件が多いのか聞く
次になぜ多くの案件を振られているのか聞きます。
高い確率であなたが評価されているのが理由です。上司に聞くと課のマネジメントで悩んでいたり、あなたを昇格させる為に大きな案件を任せているといった意図がわかるかもしれません。
上司の考えを聞きましょう!
今後の業務量について話し合う
最後に今後の業務について話し合います。
上司の意図を把握すれば納得し仕事に取り組めるかもしれませんし、それでも厳しいならどの程度なら耐えれるのか話し合い、着地点を見出しましょう!
これまで上司と全く会話していないなら、相談でたいていの問題は解決されます。
上司へ相談した上で仕事を断る
新しい業務を振られた時、自分の負荷が厳しいなら断りましょう!と言われても断りづらいですね。
これまで振られた仕事を引き受け続けてきました。明日から断ろうと思ってもなかなか言いづらいかと。
しかし、既に上司と会話しあなたの現状や考えを理解してもらっています。この状況の中で新しい業務を振られた時、
「残業が今より毎日2時間増えますのでお断りします。」
「休日出社が必要になりますので厳しいです。」
「ミスが発生するかもしれませんので別の方に割り振って頂けますか?」
とお伝えできるでしょうし、聞き手の上司も唐突感はありません。
仕事を断るという意思は大事ですが、上司と相談した上で自分の意志を伝えましょう!
改善されなければ転職する
ここまでやって何も改善されなければ転職しましょう!そもそも打合せすら出来ない場合は早急に活動開始した方がいいです。
あなたは自分で行動を起こし改善する努力をしました。
しかし、会社はあなた個人のことを適切に扱おうとしてくれませんでした。これからも仕事が大量に振られ、待遇も変わりません。
あなたの身体に異変が起きる前に転職すべきです!
あなたは仕事をたくさん振られており間違いなく会社から評価されています。
評価の高いあなたは強みやスキル・経験をお持ちの優秀な方。市場価値が高く必ず欲しいと言われます!転職すれば今の待遇、労働環境が一気に改善されますよ!
私は前職から転職し給与が150万円上がり、残業は月20時間以下とかなり改善されました!
初めての転職で不安な方はこちらの記事で転職の始め方をお伝えしています。参考にしてくださいね!
まとめ
本記事では仕事の割り振りがおかしくなる理由とデメリット、対処法をお伝えしました。
不公平に感じるのは仕事が多いからではなく、適切に評価されていないから
仕事の割り振りがおかしい理由は「残業が多いと高評価」「上司のマネジメント不足」「仕事できない社員が存在」「仕事を頼みやすい性格」
今の状況が続くと仕事量が増えても待遇面が変わらず、責任・プレッシャーが増え、十分に休めず身体を壊すリスク有り
改善するには上司と相談し仕事を断る。それでもダメなら転職!
今のあなたの状況を変えるには行動するしかないです。とても勇気がいるかと。
私も勇気を出して行動した結果、不満が解消できました!行動すれば必ず改善されます。
不公平を感じるストレスから開放され、自分なりに仕事に打ち込めますよ!頑張ってくださいね!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
ご質問やわかりづらい点などがあれば遠慮なくお気軽にご連絡くださいね!