fa-check1年で辞めたら迷惑なの?
fa-checkなんで1年で辞めたら迷惑なんだろう
fa-check迷惑かけても本当に辞めていいかな
fa-check辞める時の注意点があれば知りたい
fa-check次の転職は失敗したくない…どうすればいいんだろう
このような悩みを解決できる記事になっています!
大前提として1年で辞めても大丈夫です!
この理由はもちろん、記事の前半で「1年で辞めると迷惑な理由」、「それでも辞めるべき理由」を解説しつつ、後半は「辞める場合の注意点」、「次の転職で失敗しないコツ」を解説しています。
この記事を読み終えると1年で辞めても大丈夫と安心します。さらに、どうすれば次の転職で成功するのか、具体的な方法が身についた状態になります。
【大前提】1年で辞めてもOK!従業員は退職する権利が保障されている
大前提として、日本国憲法22条で「職業選択の自由」が保障されています。
・日本国憲法(昭和21年憲法)第22条第1項においては、「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。」と規定されており、これは、職業選択の自由を保障しているものである。
厚生労働省「憲法22条に規定する職業選択の自由について」
・この「職業選択の自由」は、自己の従事する職業を決定する自由を意味しており、これには、自己の選択した職業を遂行する自由、すなわち「営業の自由」も含まれるものと考えられている。」
会社で働くのも辞めるのもあなたの自由。会社はあなたの退職を引き止めることができません。
なので、迷惑だから辞めれないと考えなくて大丈夫です。法的に「辞めたい時に辞めれる」とまずは認識しましょう!
【会社都合】1年で辞めると迷惑な理由
とはいえ、どのように会社に迷惑がかかるのが知りたいから本記事をお読みいただいているかと。1年で辞めると会社に迷惑な理由を具体的に説明します。
- 採用・教育コストがムダになる
- 同じ部署の人の負担が増える
- 離職率アップで会社のイメージが悪くなる
- 上司の評価が下がる
採用・教育コストがムダになる
1番の理由は、採用・教育コストがムダになります。
例えば、このような費用を指します。
- 転職サイトの広告費
- 転職エージェントへの費用
- 選考関係者の人件費
- 入社するための費用
- OJTや研修など教育の費用
あなたを採用するために転職サイトや転職エージェントなどのサービスにお金を払っています。また、候補者を採用するために書類選考や面接など選考にかかる人件費もありますよね。さらに、入社後あなたへ色々と教えるためのコストも発生しています。
よほど生産性が高い人材ではない限り、1年でこれらのコストを回収するのは難しいでしょう。
あなたが辞めると採用・教育のためのコストが全てムダになるということです。
同じ部署の人の負担が増える
同じ部署にいる他の人の負担が増えます。
あなたの担当業務を他の人に回すからです。もちろん次の人を採用するでしょうが、すぐ採用できるかどうかわかりません。
なので、残された社員の負担が増えてしまいます。
離職率アップで会社のイメージが悪くなる
離職率が上がると会社のイメージダウンにつながります。
離職率は社員が辞める割合のこと。働きやすさが注目される昨今、求職者は応募する際、離職率を必ず確認します。
あなたも離職率が高い企業を応募したいとは思いませんよね?
あなたが辞めると会社の離職率がアップします。
離職率が高くなると「社員が辞めたくなる会社」とみなされ、求職者からブラック企業と思われる可能性が高まります。
あなたが辞めると離職率が上がり、イメージが悪くなるということです。
上司の評価が下がる
1年目の社員が辞めると上司の評価が下がります。
「きちんと教育していたのか」と管理者としての責任が問われるからです。
また、人事の評価が下がるケースもあります。「何を面接で見ていたんだ」と採用担当者へ責任をなすりつけられることも……
このように上司の評価が下がり、会社によっては人事の評価が下がることもあります。
でも、この理由って正直あなたには何の関係もないですよね?無視でOKですよ!
【参考】3年で辞めると会社は大きな痛手に
これはただの参考情報ですが、1年よりも3年くらいで辞める方が会社にとって痛手になります。
シンプルに大きな戦力として大きいからです。
1年目の社員と比べ、3年くらい経つと裁量権のある業務を担当しチームを牽引する人材として活躍しています。例えば、
- 大手顧客を担当する営業
- 大規模案件を担当するマーケティング
- 社内外メンバーをマネジメントする技術者
というように、エース社員としてバリバリ成果を残しているでしょう。
そのような社員が辞めるとどうでしょう?
大きな戦力ダウンですよね。
なので、1年の社員より油の乗ってきた3年目くらいの社員が辞めると会社として大きなダメージになります。
気にせず1年で辞めるべき6つの理由
これまで会社に迷惑がかかる理由をお伝えしてきましたが、いかがでしょうか?
「こんなに迷惑かかるならマズイ・・・」と思われましたかね?
でも、気にせず辞めてOKです!
記事冒頭にもお伝えしましたが、会社で働くのも辞めるのもあなたの自由だからです。ここから気にせず辞めるべき6つの理由をお伝えしますね。
- 5人のうち1人は1年以内で辞める
- 退職は誰にでも起こるリスク
- 1名辞めたくらいで業務にほぼ影響はない
- 仕事を覚えていない1年目が抜けてもダメージは少ない
- ムダな時間を過ごすことがなくなる
- そもそも自分の人生、会社を優先する必要なし
5人のうち1人は1年以内で辞める
1年以内で辞める人はどれくらいいるのでしょうか?
こちらの表をご覧ください。
1年以内で辞めるのは17.7%、つまり5名のうち1名は辞めるということです。
年齢別に見ると、転職した人のうち
- 20~24歳:36.1%
- 25~29歳:18.4%
- 30〜34歳:13.5%
- 35〜39歳:15.2%
というデータがあります。
これが多いのか、少ないのか、人によって捉え方はさまざまです。
が、1年以内に辞める人が5名のうち1名という事実があります。
あなたと同じように辞めたくて実際に辞めている人が存在するとご理解ください。
退職は誰にでも起こるリスク
先ほどのデータがあるように、退職は入社1年目はもちろん、何年目でも誰にでも起こるリスクと会社は理解しています。
実は、会社も上司も慣れています。社員が一人辞めたところで次の人材を補充すればいいだけと思ってる企業も…
会社は組織的に運営しています。人が辞めてもいいように仕組み化するのは経営者の仕事。つまり、従業員のあなたが気にする必要はないということです。
退職のリスクは誰にでもあります。そのリスクを踏まえ会社を経営するのは会社側の責任です。辞めたいなら何ら抵抗を感じなくても大丈夫です。
1名辞めたくらいで業務にほぼ影響はない
1名辞めたくらいで業務に影響はほぼありません。
先ほどお伝えした通り、会社は組織的に業務を進めているからです。
少し厳しい言い方かもしれませんが、あなた一人で進めている仕事ってありますかね。どんな職種でも必ず社内の関係者と協力して進めているかと。
むしろ、あなた一人が辞めて業務に支障が出るなら会社や上司の責任です。
これまであなたに依存し甘えていた、そのツケが回ってきたんじゃないですか笑
組織で仕事を進めているなら代わりは他にもいます。
あなた一人が辞めてもほぼ影響はないので気にしなくてOKです。
仕事を覚えていない1年目が抜けてもダメージは少ない
先ほどの理由と似ていますが、入社1年目の社員が抜けてもほぼダメージはありません。
会社のルールや基本的な業務を進めている段階なので、エース社員と比べると戦力はどうしても劣るからです。
もちろんあなたの能力が低いとか、そのような話をしているわけではありません。入社してすぐの社員はそんなもんです。今ではエースとして活躍している人も1年目は今のあなたと同じでした。もっと言うと、
エース社員が辞めても会社は回ります!
ちょっと考えてみてほしいのですが、あなたの会社で辞めた人って1ヶ月後には忘れ去られて何事もなかったのようにみなさん仕事を進めてませんか?
1ヶ月経っても「あー、〇〇さんが辞めて本当にホントに迷惑!!!」って言ってる人いますか?おそらくあなたも忘れてるかと。
なので、辞めてもダメージは少ないと捉えて大丈夫です。
ムダな時間を過ごすことがなくなる
あなたが会社を辞めたいなら今モチベーションは低下しているかと思います。
やる気がないまま仕事をしても成果が出ません。当然ながら、成長にもつながらないでしょう。
あなたの貴重な人生の時間。ムダに過ごしていると思いませんか?
厳しい言い方かもしれませんが、それこそ会社の迷惑と感じませんかね?
会社にとってやる気のない人材を雇い続けることはデメリットです。 やる気があり成長を期待できる人材を雇いたいと思うのが普通かと。
なので、辞めたいならサッと辞めてしまった方がムダな時間を過ごすことがなくなります。
そもそも自分の人生、会社を優先する必要なし
そもそも自分の人生、会社のために生きているわけではないですよね?
何のために会社に行って働いてますか?お金や仕事のやりがいなど目的は色々とあるでしょう。
何が言いたいのかと言うと、
あなたは自分が幸せになるために働いている
ということです。会社のために働いているわけではありません。
会社を優先し自己犠牲していてはあなたの幸せにつながりません。もちろん何かしら迷惑になるかもしれません。でも、あなたが辞めた後どうするのか考えるのは会社。
終身雇用、年功序列など昔ながらの雇用形態、社員を守るような制度は崩壊の一途を辿っています。会社はあなたの人生を保障してくれるわけではありません。
自分のことを最優先に考えましょう!あなたの人生は一度きり。幸せになるために自分を一番大切にしてください!
1年で辞める場合の5つの注意点
最後は少し熱くなりましたが、1年で辞めたいなら気にせず辞めましょうという話をしてきました。
ここでは1年で辞める場合の注意点を5つお伝えします。
- 短期離職は次の転職で不利と理解しておく
- 転職活動して次の会社を決めておく
- できるだけ早く退職を伝える
- 丁寧に引き継ぎを行う
- 可能なら繁忙期を避ける
短期離職は次の転職で不利と理解しておく
短期離職は次の転職で必ず不利になります。
なぜなら、志望企業から「また1年以内に退職する」と思われるからです。
もちろん、何かしら理由があるから辞めたいんですよね?でも、企業からすると「とはいえ、その会社を選んだのはあなたですよね」と思っています。
「またすぐ辞めるかも」というネガティブなイメージを持たれるので不利になると理解しておいてください。
転職活動して次の会社を決めておく
1年で辞めるなら転職活動して次の会社を決めておきましょう。
短期離職は転職で不利になるので次の会社がなかなか決まらない可能性があるからです。
決まらないとどうなるのか?
まず転職できないので焦りが生まれます。
何とかそれを乗り越え転職活動を続けても、長引くほど金銭的に苦しくなってきます。さらに、
- 精神的に余裕がなくなると転職が目的化しまともな判断ができない
- 1社内定が出ると、今の不満が解消しないにも関わらず内定を承諾する
- 同じ不満が発生し、再び短期で離職することに・・・
となり、市場価値が下がり続け、転職で人生が崩壊してしまうことすらあります。
1年で辞めるのはもちろん良いのですが、必ず転職活動して次の会社を決めてから辞めるようにしましょう!
できるだけ早く退職を伝える
できるだけ早く、遅くても1ヶ月前には退職の意思を伝えるのがオススメです。
会社は次の人を採用するための時間ができますし、余裕を持って引き継ぎできるからです。すると、会社や上司、同僚への負担が少なくなります。
民法627条へ退職の申し出は2週間前で良いと記載されています。
第62条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申し入れをすることができる。この場合において、雇用は解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。
厚生労働省
とはいえ、なるべく会社に迷惑をかけたくないとあなたが思うのであれば、就業規則を確認したうえで、規定の期間よりも前に退職を伝えると良いでしょう。
丁寧に引き継ぎを行う
入社して1年なので仕事は多くないかもしれません。
とはいえ、残された社員の負担をなるべく少なくするために丁寧に引き継ぎしましょう。
例えば、案件の管理表や引き継ぎマニュアルを作成し、あなたの担当業務をスムーズに共有します。
1年とはいえ、あなたがお世話になった会社です。最後の恩返しとして、丁寧に引き継ぎするようにしてください。
可能なら繁忙期を避ける
できるのであれば忙しい時期を避けるのがベスト。会社や残された社員の負担が少なくなるからです。
もちろんどうしてもすぐ辞めたいなら自分の都合を最優先してください。
繁忙期を避ければ迷惑度合いが少なくなるので、あくまで可能ならのスタンスでOKですよ。
1年で辞める場合、転職で失敗しない4つのコツ
ここまで1年で辞める場合の注意点をお伝えしました。
とはいえ、実際に1年で辞め転職活動を進めるにあたり不安を感じるかもしれません。なので、失敗しないためのコツを4つ解説します。
- 自分が原因で辞めるという意識を持つ
- 転職軸を明確化する
- 転職サイトで希望条件を決める
- 転職エージェントで求人へ応募する
自分が原因で辞めるという意識を持つ
自分が原因で辞めるという意識を持ちましょう。
もちろん何かしら会社が原因で辞めたいと思われたかと。理不尽なことや辛いことがあったのかもしれません。
とはいえ、それを100%会社の責任にしてしまうと印象が悪くなります。企業から「でも、その企業を選んだのはあなたですよね」と言われると回答に詰まります。いくら会社が悪くても、それを一方的に避難するのは見ていて気持ちいいものではないですよね。
尊敬していた人が誰かを避難している姿を見るといい気分はしないじゃないですか。それと同じです。
どんな原因があったにしろ、見抜けなかったのは自分自身が問題。次の転職では短期離職しないように長く働くために選考で入念に確認してから入社したいというスタンスで転職活動に臨むようにしてください。
転職軸を明確化する
次の会社でも同じように1年で辞めないために転職軸を明確化します。
転職軸:単なる希望ではなく、譲れない最優先事項かつ今の会社では実現できないこと
「年収を上げたい」
「残業を減らしたい」
「福利厚生を良くしたい」
誰もがこのように思います。特に深い理由もない望みが単なる希望ですよね。どうしても譲れない条件というのは個人的な理由が必ずあるかと。
例えば、年収を上げたいならなぜ上げたいのかを考えます。
今が年収400万円だけど500万円ほしい。もうすぐ子供が生まれ、今の年収のままでは習い事など養育費にお金をかけれない。子供の将来の道を閉ざしてしまうかも。でも、昇給で500万円になるのは何年かかるかわからない
このような考えなら単なる希望ではなく譲れない条件です。今の会社でも叶わないので転職軸となります。
では、どのようにすれば転職軸が決まるのか?この3つの手順で考えてみてください。
- Step1 理想の未来をイメージする
- Step2 現在と未来のギャップを明確にする
- Step3 解消したいギャップの優先順位を決める
このように転職活動を始める前に、
「なぜ転職するのか」
「転職でどんな不満を解消したいのか?」
「転職でどのような理想を実現したいのか?」
を明確にするために転職軸をまずは考えるようにしてください。
転職サイトで希望条件を決める
転職軸を決めた後、転職サイトで求人を探しながらあなたの希望条件を決めましょう。
先ほどあなたは転職軸を考えましたが、さらにたくさんの求人を見るほど転職軸がさらに固まります。
あなたが家を探す時をイメージしてほしいのですが、どんな家に住みたいかある程度考えたとしても、SUUMOなどのサイトを確認し実際の物件を見るほど検索条件が変わることってないですかね。物件をたくさん見ると住みたい物件の条件が固まるかと。
それと全く同じで、転職サイトで希望条件にヒットした求人を上から下まで全て確認します。
20件、30件ではなく、何千件というレベルでとにかく多くの求人を見ていきましょう。もちろん大変です。でも、求人を見れば見るほど自分が見ている点が限られている、注目するポイントがあると気づきます。それこそがあなたが本当に求める希望条件です。
オススメの転職サイトをご紹介しますので、希望条件にヒットした件数をすべて確認しながらあなたの希望条件を固めるようにしてください。
【注意点】良い求人が見つかっても応募しない
もし良い求人が見つかってもまだ応募しないでください。
転職エージェントに同じ求人があれば転職エージェントから応募した方が良いからです。
転職エージェントから応募すると、転職サイトに記載されていない情報、例えば募集背景や面接官の情報、質問事例などを教えてもらえます。
なので、転職サイトで良い求人を見つけてもまだ応募しないようにしてください。
転職エージェントで求人へ応募する
希望条件を固めた後、転職エージェントに登録し求人へ応募します。
どこに登録すればいいかわからないときのためにオススメの転職エージェントをご紹介します。
転職軸があいまいなまま転職エージェントへ登録する人がいます。
それではキャリアアドバイザーの言いなりになってしまい、主体的に転職活動を進めるのが難しいです。キャリアアドバイザーから紹介された求人へ惰性で応募。選考が進んで内定が出ると、キャリアアドバイザーはあなたへ入社を強要します。その結果、入社してしまうとミスマッチにつながります。
でも、転職軸を固めていれば自分の意思を持ってキャリアアドバイザーを「使う」ことができます。
あくまでキャリアアドバイザーは赤の他人。たった1時間の面談であなたの希望を全て把握することなんてありません。
あなたが自分自身で希望条件を固めた後に転職エージェントへ登録し、自分の希望に合う求人だけに応募するようにしてください。
まとめ
本記事では「1年で辞めたら迷惑なのか?」というあなたの疑問に対し、1年で辞めても大丈夫、その理由を6つお伝えしました。なので、辞めても問題ないとご安心いただけたかと思います。
さらに、1年で辞める場合の注意点や次の転職で失敗しないコツまで解説しました。
とはいえ、もっと具体的に転職活動について知りたいと思われる人も多いかと思います。
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